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若井産業鰍ェお送りする、「数字で見る就活講座!!」
〜第3回 固定比率〜


このページは、若井産業株式会社・採用担当の榊原正が学生の皆様にお送りする、単純明快な財務会計講座です。好評の第1回・第2回に引き続いてお送りするテーマは、「固定比率」です。
会社の安全性を見る時の指標の一つ、「短期的に見た場合の支払能力」については前回の「流動比率」で判断できます。では、「長期的に見た場合の返済能力」はどのように分析するのでしょうか?ここで着目すべき点は、

固定資産への投資に向けられる資金が、安全な資金でまかなわれているかどうかです。

ここで言う固定資産とは、土地や建物、設備機械などの「会社で長期的に活用する資産」のことです。では安全な資金とは何を指すのでしょう? 最も安全な資金は、まず第一に「自分のお金(自己資本)」。次に「長期の借入金」。そして最後が「短期の借入金」ということになります。
固定資産への投資が100%借入金によって行われていると、返済するまで金利が掛かる上に期日になると借入金を返済しなければなりません。
さらにこの投資が短期の借入金でまかなわれている場合は、固定資産を活用して資金を回収する前(つまり利益をあげる前)までに資金を返済しなければなりません。そのため、ますます資金繰りが悪化してしまいます

このことから分かるように、固定資産への投資は借入金に頼らず、返済の必要がない自己資本によって行うことが理想的なのです。
そこで、固定資産への投資が安全な資金で行われているかどうかを見る指標、
「固定比率」の登場です。

固定比率は、
固定比率=固定資産÷自己資本×100(%)

で表されます。一般に固定比率が100%以下なら健全だとされており、80%以下が理想的だと考えられています。経営者が固定資産への投資を行うべきかどうかを判断する場合に最も重要視する指標でもあります。ただ、必要な固定資産への投資を行わず、事業活動に支障をきたすことの方がもっと問題ではありますが・・・?!

ちなみに当社の固定比率の推移は、
2009年1月期 48.6%
2008年1月期 41.9%
2007年1月期 34.0%
2006年1月期 34.3%
2005年1月期 37.7%
2004年1月期 81.7%
2003年1月期 87.2%
2002年1月期 92.7%
2001年1月期 90.4%

となっています。ここ2年で急激に上昇していますね。これは、2008〜2009年に新社屋への投資を行った結果、比率が上がってしまったものです。

これまで、あまりこのような指標で会社を見たことがなかったという方は、一度この数字を基に企業比較をしてみてはいかがでしょうか?注目している会社の、また違った一面が見えて くると思います。
■開設のご案内 ■第1回:自己資本比率 ■第2回:流動比率
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